東京都台東区谷中通称へび道沿いの古本屋です

新入荷

人間の美しさ 佐藤 信彦


販売済みです。

国文学出身のせいだと自分では思っているのですが、なぜか国文関連の商品に対しては冷たくなってしまいます。
積極的に仕入もしませんし。

この著者は泣く子もだまる慶應義塾大学斯道文庫長。戦中戦後の大学図書館行政に従事していたこともあって、論文も含め文章をあまり残すことのないまま昭和52年に亡くなりました。
この商品は「三田文学」などに収録された小論、エッセイなどを集成したものです。「雑文は残さない」主義の人だったと追悼文に書かれている通り、パラパラめくってみるとなるほどなかなか達意の文章。今少しずつ読みかけている椿實の文章みたいだ。「恋愛技巧文学」で源氏と西鶴と「墨東奇譚」を並べていますよ。うまいですね。
卒論は折口さんに指導いただいたようで、そのことも書かれています。でも直接口をきいたのは3回だけだとか。雪の中で折口さんをみかけたという箇所の描写もいいです。久しぶりに国文系で面白いものに出会いました。

2014/06/13

category: 新入荷

文学季刊 第3号 現代作家十三人集

この人選の座談会が放っておかれるはずもなく、すでに数年前に発行された文芸雑誌と太宰の文庫にそれぞれ収録されています。
オリジナルが欲しい方はこちらをどうぞ。
織田作はこの座談会が最後の仕事だったと編集後記にはあります。表紙は青山二郎。裏表紙の広告は武田のプロパミン(俗にいうヒロポン)なのがおかしい。

2014/03/16

category: 新入荷

最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話 中村 克 著

新入荷商品アップしました。

どちらかというと、くだらない本が好きです。
標題にあるような「ニュースで聞いた気がする」という程度の記憶しかない本が入荷したりするとうれしくなります。

盗作騒ぎがあって自主回収に至った本ですね。

2014/03/02

category: 新入荷

新商品追加しました

今年はこまめにアップロードすることにします。
今回は「自然医学としての神道 祝詞の生理学」桜沢如一ほか。標記商品痛み大です。

2014/01/13

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ア・フライフィッシャーズ・ライフ シャルル リッツ著


販売済みです。

釣り関連の一口を昨年末に仕入れました。
標題商品以外にも、いろいろと取り揃えております。

2014/01/06

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志士牛島辰熊伝 署名入/柔道世界投げ歩る記

ともに販売済みです

増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読み終わりました。
格闘技といえば、猪木対アリ戦で猪木がとった相手を寝技に誘うポーズに対し、「あれは娼婦のポーズだ!」といったムツゴロウさんのコメント(この言葉が大いに誤解だということは、前掲書を読むとわかります)くらいの知識しかありませんでした。
柔道界の歴史は紆余曲折があって実に面白いです。最近の全柔連の不祥事続きも、こういった歴史に端を発しているのではなんてことも思いました。

この木村政彦の師匠が牛島辰熊。名前も強そうです。標題の商品は存命中に書かれたもので、タイトルの「志士」にふさわしいその半生が描かれています。

その本の中で、木村氏よりページを割いて「キリン児」として紹介してされているのが、平野時男です。
カバーの折り返し部分に、木村氏の推薦文が掲載されています。

標題の本はどちらも署名入です。

そういえば力道山も亡くなって半世紀たちますね。

2013/12/15

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わが家の夕めし アサヒグラフ編

ブログ掲載前に売れてしまいました。

アサヒグラフのグラビア連載記事のうち、100人の夕食風景を取材したもの。
面白いです。もう一度入手したい一冊です。

やはり少しは見栄を張りたいのか、それらしいものがちらほら。斎藤茂太さんのところは
さりげなく、ロマネコンティが抜かれています。

面白いのは、やはり品数の少ない夕食のところですね。
池田会長の焼肉、庭先で食べています。豪快。
足穂のビール、森敦のカップヌードル。物集高量のざるそば。

多くの家庭のダイニングが意外と雑然としていたりするのも見どころ。

しかし、私も年を取ってきたのでしょうか、寺山のユーゴ風シチューより、熊谷守一のツクシの煮びたしに心惹かれます。

2013/12/05

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人類の運命 稲垣 守克 著

生物としての人類の歴史を説き、その自滅を防ぐための世界連邦運動について解説したものです。最終章に自伝になっています。
戦前は国際聯盟関連に従事、アインシュタインが来日した時は通訳として活躍しています。
その名前は1933年改造社刊「アインスタイン教授講演録」にも掲載されています。
戦後は横浜で上記世界連邦運動を繰り広げました。横浜で世界連邦といえば、OGこと桜沢如一も
同時期に横浜で似たようなことをやっています。彼については特に言及はありませんが、その運動については若干記載があります。

一部のサイトで、この著者をフリーメーソンの手先だと書いてあるのがありましたが、
石川千代松ばりのイラストを見ると、そんな陰謀をたくらむような人には思えません。比較してみましょう。


下が石川氏のイラスト。

2013/10/25

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Bulgaria Magazine Special Edition:Finland A-O

フィンランドのデザイン雑誌が特別号として発行したもの。フィンランドの特色あるカルチャー・シーンをアルファベット順に紹介しています。

一見おしゃれ雑誌かと見えますが、ユーモアとギャグが入り混じっていて、ヘビメタ・バーや沼サッカーというものが取り上げられています。
酔っ払いに寛容な文化なのでしょうか、vの項目ではviina(酒)、最後のöの項目はörveltäjä(酔っ払いがやりそうなことをしている酔っ払い)
というキーワードが取り上げられています。

2013/10/13

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クラウン英和辞典 戦前版/辞林 四十四年版縮版

「クララン英和辞典」は「学生英和辞典」(昭和10年刊)に続いて、河村重治郎が中心になって編纂されたもの。
岩波英和辞典の格調高いものに比べるとやはり学生向けだけあって、くだけた、わかりやすい例文が多いです。

挿絵が素敵です。


hands up


man-hole


uvula 懸よう垂、のどびこと訳がついています。

一方の「辞林」は、販売済みです。

明治40年の初版の改訂明治44年版を縮刷した携帯版です。
明治時代の辞典だと、もう古語辞典ですな。タオルは「せいやうてぬぐひ」に同じ、となっています。

2013/09/29

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