東京都台東区谷中通称へび道沿いの古本屋です

三叉路の赤いポスト 志智嘉(嘉九郎) 著

東大の中国文学科を卒業して、興亜院華北連絡部、北京日本大使館に勤務、戦後は神戸図書館長をしていた人です。
戦中、戦後の中国風景、特に胡同の名前の由来について、
たとえば百花深処という胡同はもとは遊廓のあったところだったという話などのエッセイが興味深いです。
戦後に天津から北京へ、三等の電車に変装して乗り込み、隣の老人に見破られる話なども面白い。
中国服も身についている、歩き方も中国人らしい。が、一箇所違う箇所がある。なるほどね、というところです。

これだけでは傍証に過ぎないのは確かですが、こういう雑文の豆情報というのはちょっと大事にしたいものです。

2015/11/07

category: 新入荷

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