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Lily’s Weblog: Danwich オープンサンドの魅力

販売済みです。

 

 

 

 

 

 

 

 

“The Danwich Guide”
Danish Agricultural Producers Information Service
London,1965

 

Danwich(ダンウィッチ)とは、オランダのオープンサンドのこと。

わたしは前からオープンサンドの存在を不思議なものと思っていました。
なんでパンが片面だけなんだろう。
サンドなのに、サンドしてないじゃん!
パンは別にしてくれた方が食べやすいじゃん!

サンドウィッチはその名の伯爵に由来していて、
伯爵がカードゲームに夢中になっている最中でも片手でつまんで食べられるよう生み出されました。
つまり、遊びが主。

オープンサンドは、パンを一枚はがしたことで、
自由に具材を選ぶことができ、色合いや盛り付けで遊ぶことができるもので、
料理が主、ということだそうだ。

なるほど!

もともとは上流階級の社交の場での料理で、
味も見た目も楽しむ斬新なパーティフードだったようです。

意外だったのが、盛り付け時、パンは具材から隠れるのがルールで、
スライスされたパンはお皿でもなく、キャンバスでもなく、生花の剣山にちかい。
フラワーアレンジメントと言った方がイメージに近いかも。
だから、ブルスケッタやカナッペとも違う料理なのです。

この冊子には15のレシピが写真とともに紹介されています。
60年代のもので、ビジュアルは少々やぼったいのですが、
スライスしたオレンジやトマトをくるっとひねってトッピングしたり、
子キュウリを扇のようにスライスしてみたり、
シンプルなチーズのスライスに、お花のようにカットしたラディッシュ・ローズを添えてみたりと、
楽しんでいる感じが伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理っていうか、具材をのっけただけじゃん!とつっこみたくなりますが、
シンプルで気軽につくれそうですよ。
オススメの具材組み合わせリストとか、
トッピングやソースの作り方も紹介されていて、参考になりますし。

固茹で卵のスライスに、アンチョビフィレとスタッフドオリーブのスライス添え、とか、
小エビのカレー・マヨネーズソースに子きゅうりとレモンスライス添え(もちろん、扇にしたり、ひねったり)
あたりが好みだなぁ。

ところで、オープンサンドって、手づかみOKなのかしら?
貴族の気分でフォーク&ナイフ?

2013/02/02

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