東京都台東区谷中通称へび道沿いの古本屋です

Lily’s Weblog : パリから届いたカンボジア風焼きなす


販売済みです。

すっかり春になりましたが、久々の古書とレシピの更新。
今回は比較的新しい本のご紹介です。

『パリのキッチン』、ジュウ・ドゥ・ポゥム著、ギャップ出版、 2001年。
こちらは、パリで活躍するクリエイターたちの魅力的なキッチンを紹介するビジュアルブック。
こういう本や雑誌の特集ってよくみかけるよねと思いつつ、パラパラとめくってみたら、これが案外楽しめました。

こじんまりとしたキッチンはアイディア満載で、かわいいもの、素敵なもの、不思議なものがたくさん。
この人のキッチンは赤いものが多いなぁ、まるっこいものが好きなのかなぁ、
これどこで手に入れたんだろう?、これまねしてみようかしら、などとつぶやいたり、
とてもまねできない独特の世界観がひろがるキッチンにびっくりしたり、うっとりしたり。
みんな楽しんで暮らしている様子がよく伝わってきました。
 
その人の好きなものとか、イイと思うものとか、大事なものとか、
1つ1つはへんてこりんでも、それらが集まると、とっても素敵な空間になります。
人も同じように、へんてこりんの集まりみたいな人が魅力的だなぁ。

 ←ケーキ型が遺跡彫刻風の顔!

さて、この本がユニークなのは、キッチンの写真と共に自慢のレシピも紹介されているところ。
どのレシピもシンプルで気軽に作れそうなものばかりなのですが、そこはアーティスト、
ピリッとオリジナリティが効いている、おもしろいレシピばかりです。
 
この中で見つけたのが、「カンボジア風焼きナス」。
ファッションデザイナーのChi Kim Longさんのレシピで、ごくふつうの焼きナスの上にかけるソースがカンボジア風。
にんにくをオイルで炒めて、良い香りがしてきたところに、
干しエビ、砕いたピーナッツ、そしてミントをさっと混ぜ合わせ、
皮をむいた焼きナスにジュワッとかけるだけ。

干しエビとピーナッツのこうばしさとさわやかなミントの香りがナスに合う!
いつもの焼きナスにすこし飽きちゃった時にぜひお試しを。

2013/04/20

category: 古書とレシピ

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